FC2ブログ

教室の視姦魔④

 影山アキノリの家は、貧しかった。
 両親の仲は悪く、彼が幼い頃から、二人はケンカばかりだった。
 物心ついてから、おもちゃを買ってもらった記憶もない。
 幼い頃からアキノリは、想像や妄想をするのが、日課になっていた。
 いつも、現実ではないことが起こるのを、想像しては、おもちゃがわりに遊んでいた。
 そして、小学校に上がる前に事件が起こった。
 父を殺して、母親が自殺した。
 それからアキノリは、施設にあずけられて育った。
 成績は良いほうだったので、なんとか今の高校に通わせてもらっている。
 そんな境遇から、アキノリは、人と関わるのは避けていた。
 他には誰もいない屋上から、校庭を見る。
 お昼休みである。
 バレーボールで遊んでいるグループがいた。
 空中に浮かんだボールを、アキノリは重力に逆らう軌道でイメージをする。
 実際、ボールはアキノリのイメージ通りに動いた。
 バレーボールをしていた女子たちは、非現実な出来事にぽかんとしている。
「いつから、そんなことが出来るようになったの?」
 背後から声がした。
 振り返ると、英語教師の火ノ神エレナが立っていた。
 栗色の髪と白い肌。青みがかった瞳。
 妖精のような美しさで、男子生徒たちから人気も高い。
「そんなことって、なにがですか?」
「見つめることで、相手に変化を与える能力。サイキックよ」
 アキノリは、押し黙った。
 まさか、気づかれるとは思わなかった。
 たしかに、彼女の英語の授業では、ちょっとやりすぎた。
 アキノリはとぼけることにした。
「なんのことでしょう?」
 エレナはアキノリに近づいた。
「大丈夫よ、思春期ですもの。性欲が有り余ってるのよね? あなたを悪いようにはしないしないわ」
「近寄るな!」
 エレナの表情は、いつも教室で見るものとは違っていた。
 大人の、なにを考えているかわからない目。
 アキノリは鋭い視線で、エレナの着ていた衣服を破いた。
 一糸まとわぬ姿になっても、彼女は動じなかった。
 美しい裸体だった。
 色素の薄い肌に、そこだけ色のついた乳首。
 胸もそれなりに大きい。
 なによりも目を引いたのは、金色の淫毛だった。
 彼女は、西洋人とのハーフなのだ。
「さっき、いつからって聞いたな! はじめてこの力に気がついたのは、両親が死んだときだ! 母も父も死ねばいいと思った! そしたら、その通りになったんだ! オレなんて、こんな力なんて、なんの役にも立たない!」
 エレナは何も言わなかった。
 アキノリは、見えない手と舌を使って、エレナを愛撫した。
 胸を揉み、肌を舐めた。
 しかし、エレナはやはり表情を変えずにそばまで歩いてきた。
「え?」
 裸のエレナは、アキノリの股間を優しく触った。
 もう、だいぶ大きくなっている。
「いいのよ、欲求不満なら、私が解消してあげる」
 エレナは、アキノリのズボンのベルトを外し、ファスナーを下ろした。
 アキノリの若いイチモツが、固くなった顔を出す。
 シュシュシュシュと、早いペースで、エレナはそれをこすり始めた。
「あ……う……うぅ……」
 全身から、力が抜けていくのがわかった。
「こうすれば、いいのよ。こうすれば、すべて消えていくわ」
 抵抗しようがなかった。
 目を閉じて、快感に身をゆだねる。
 先端が濡れてくると、エレナは指で回すようにして、いじった。
「わたしの知り合いに、あなたの力を必要とする機関があるの」
 エレナは続けた。
「このまま性犯罪の真似事をするより、その方が、あなたの才能を活かすわ。卒業まで、その力を悪いことに使うのは我慢して、その機関に入りなさい」
 エレナの言うことは、よく理解できなかった。
「オレなんて、オレなんて、悪いことしかできない……」
「大丈夫よ、あなたは、変われるわ」
 アキノリは泣いていた。
 エレナに、優しくされ、触れられて、身も心も軽くなる思いだった。
「約束してくれる? そうしてくれたら、もっといいこと、してあげるわ」
「はい……約束します」
 アキノリに選択肢はなかった。
 ものの数分で、火ノ神エレナのとりこになっていた。
 もしかしてこれは、初恋だろうか?
 エレナは、顔を寄せて微笑んだ。
 彼女は、女神のように美しい。
 女神は、顔を下げると、舌を使ってアキノリのものを愛撫した。
 アキノリは、息を飲んで、その姿を鮮明に目に焼き付けた。

      >>>「教室の視姦魔⑤」

===================================================
官能小説がいっぱい↓
   にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
   
小説(官能小説)ランキング
   
アダルトブログランキング
===================================================



テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

Secret

カウンター

プロフィール

みち

Author:みち
趣味で小説を書いております。

気に入ったら押してね
カテゴリ
最新記事
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
アダルト
3151位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
官能小説
136位
サブジャンルランキングを見る>>
LCラブコスメ
リンク