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美人OL、不倫の果てに堕ちていく①

 未使用中の会議室に入るやいなや、瀬川正広は、後ろ手で鍵を閉めた。
 三十五歳になるが、瀬川の細身の体は絞られていて、柔らかそうな髪は、うっすらと茶髪がかり、サラサラとしている。
 年の割には若々しい。
 広瀬景子は、部屋の奥で、書類を胸に抱いて瀬川を待っていた。
「景子……」
 瀬川は、それだけ言うと、駆け寄って景子に抱きついた。
 首元に顔がピタリと寄せられて、くんくんと匂いを嗅がれる。
 景子はくすぐったさを感じたが、そのまま動かなかった。
「こんなところに呼び出して、なんの用事ですか、瀬川課長?」
 景子は、無表情で聞いた。
「うん? いや、ちょっと仕事で嫌なことがあってさ、急に景子の顔が見たくなったんだよ」
 首すじがひんやりとした。
 瀬川は、唇を押し付け、キスし始めた。
 いや、キスというより、皮膚を舐め回していると言ったほうが正しいだろうか。
「顔、見てないじゃないですか」
 景子がそう言うと、瀬川は動きを止めて、顔を上げた。
 そして、爽やかな笑顔で微笑みかける。
「どうしたんだ景子? 機嫌でも悪いのか?」
 景子だって、仕事中だ。
 急にスマホにメッセージを送られ、今すぐ二人で会いたいと言われても困る。
 なんとか言い訳をし抜け出してきたのに、用件はこれだ。
 不機嫌な態度くらいとってもいいでしょ。
 そう思うが、口には出せなかった。
 瀬川の顔を間近で見ると、なぜか不満が薄れていく。
「景子、きれいだよ」
 瀬川はそう言うと、今度は唇にキスをした。
 舌が入れられ、ねっとりと口腔をかき回される。
 ここは会社……そんな意識があるのも最初のうちだけだった。
 服の上から胸を揉まれ、張り詰めた股間が下腹部に押し付けられた。
「フェラ……してくれよ」
 瀬川は、景子の耳元で囁いた。
 彼は、社内でフェラチオをされるのが好きだった。
 これまで何度か、景子は彼の望みを叶えたことがある。
 正直、服を脱がなくていい分は楽だし、裸でないから、万が一のとき、誰かにバレるリスクも減る。
 景子は、腰をかがめて、上目遣いで瀬川を見た。
 興奮と緊張が入り混じった瀬川の表情は、どこか少年めいて見える。
 ベルトを外して、ファスナーを下ろす。
 瀬川は、紺色のトランクスを履いていた。
 その下で、熱を持った固い陰茎が、前のめりに傾いてきた。
 景子は、舌を出した。
 瀬川によると、景子の舌は他の女より長いという。
 他の女って、誰のことかしら?
 そう思うが、言葉にしたことはなかった。
 景子はまず、トランクスの上からその長い舌を這わせた。
 ナメクジのようにゆっくりと動かす。
 瀬川が、息を飲むのがわかった。
 彼は、じれた。
「景子、時間がないんだ。直接頼むよ……」
 瀬川は、自分からトランクスをおろした。
 ぶらんと、赤黒くて太い棒が、景子の鼻先に垂れ下がる。
 年相応なのか、ちょっと疲れているのか、先端はやけに赤みを増していた。
 仕方なく、景子は先っぽをちょろりと舐める。
「景子……頼むよ」
 しかし、瀬川はそれでも満足しなかった。
 彼は景子の頭に触れ、力こそ込めていないが、股間に押し付ける仕草をする。
 景子は、瀬川の要望を受け取って、思い切りくわえた。
 唾液で全体を濡らし、舌を棒に絡め、唇でしごいた。
 書類を床に置き、空いた手で、陰のうをマッサージする。
 そのほうが、快感が強まり、射精も早まるからだ。
「ああ……いいよ……景子……気持ちいい」
 瀬川は、だらりと顔の筋肉を緩めていた。
 上目遣いで瀬川のことを見ながら、若づくりをしているが、やはり彼は年相応なのだと、景子は思う。
 景子は、今年で二五歳だ。
 瀬川とは一回りも離れている。
 入社したときから、彼は積極的だった。
 瀬川は知識や経験も豊富で、気づかいにも長けており、大人の魅力を感じた。
 だから、いつのまにか景子も瀬川に惹かれて、体の関係を持った。
 ホテルに行くこともあれば、一人暮らしをする景子の部屋でセックスをすることもあった。
 最近は、会社内でふしだらな行為をすることが多かった。
「あ……いきそうだ」
 瀬川は、か弱い声でつぶやいた。
 口の中には出されないように、景子は唇を離して、あとは手だけでしごいた。
「いく……!」
 言われると同時に身を引いた。
 会議室の床に、瀬川の精子がまき散らされた。
「景子……飲んでくれても、いいのに」
「瀬川課長……ここは会社ですよ。わたしも、仕事に戻らなくてはいけないので」
「冷たいなぁ」
 景子は、ポケットからティッシュを出して、床を拭いた。
「それじゃあな」
 景子を置いて、瀬川はさっさと先に帰った。
 景子は、ぐっと唇を噛みしめる。
 最初から、わかっていたではないか。
 彼にとって、わたしは遊びなのだ。
 自分に言い聞かせるが、惨めさは消えなかった。
 二人には、大きな問題があった。
 瀬川は既婚者で、今年で結婚十年目になり、十歳になる一人息子がいた。

     >>>「美人OL、不倫の果てに堕ちていく②」

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