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わたしのおっぱいが欲しい人⑤

 そのとき、室井家の電話が鳴った。
「くそっ」
 室井は、悪態をついてズボンをあげた。
「こんなときに誰だよ! ごめんね珠子ちゃん、すぐすむからね」
 猫なで声で珠子にそう言ったが、受話器を取ると、室井は声を裏返した。
「お、おまえ、なんだよ急に! 今からゆりかを引き取りにくる? ば、バカいうなよ! ゆりかは渡さん!」
 電話の相手は、奥さんのようだった。
 どうやら、これから自宅に来るらしい。
 室井は慌てている様子だった。
「あ、あの、わ、わたし、これで帰りますので」
「あ、ああ、そうしてくれる?」
 珠子は制服を正すと、急いで室井家を出て行った。
 チビゆりかに別れを言えなかったのは心残りだったが、きっとお母さんに引き取られるのだ。
 もう会うこともないのだろう。
 それに。
 それに彼には、奥さんも娘もいるのだ。
 二度と、室井に会うつもりもなかった。
 帰り道、珠子は急に黒井百合花に会いたくなった。
 歩いていると、なぜか涙が溢れてきた。
 
「百合花~~!」
「どうしたのよ、珠子?」
 珠子はその足で、黒井百合花の家に向かった。
 もうすっかり日は暮れている。
 百合花は、お風呂上がりのようで、髪を結って、ジャージ姿で珠子を迎えた。
「百合花~~! 会いたかった!」
 突然の訪問に、百合花の家族も驚いていた。
 部屋に通されて、二人きりになると、珠子は百合花を抱きしめた。
 百合花の顔を、自分のおっぱいに押し付ける。
「ど、ど、どうしたのよ急に? な、なにかあったの?」
「なにもないよ。急に百合花に会いたくなったの。会いに来ちゃいけなかった?」
 珠子は真顔で、百合花に聞いた。
「べ、べつに、会いたかったなら、来てもいいけど……」
 百合花は頬を真っ赤に染めて、照れた笑みを浮かべた。
「ねえ百合花、おっぱい揉んで」
「はあ?」
 眉をしかめながらも、百合花はおっぱいを揉みだした。
「ねえ、百合花」
 揉み出すと、楽しくなってきたのか、百合花も本気を出しはじめる。
「なに?」
「気持ちいいよ」
「そりゃあ、そうでしょ」
 そう言われて、もう一度珠子は、百合花のことをギュッと抱きしめた。
「わたしのおっぱいが、欲しいんでしょ」
「く、苦しいよ、珠子」
 そう言いながら、百合花もまんざらではなさそうだ。
「吸って」
 珠子は、制服を捲り上げた。
「……声、ガマンできる? うちの家族に聞こえるよ」
 百合花はそう言ったが、瞳には欲望が浮かんでいた。
 吸いたいに決まっているようだ。
 珠子は、うーんと唸った。
 ただいま感度は良好だった。
 百合花に本気で愛撫されたら、完全に我を忘れて、喘いでしまいそうだ。
 声を抑えられそうにない。
「じゃあ、こうしましょ」
 珠子は、両手で百合花の頬を引き寄せて、唇を奪った。
 百合花は、一瞬、驚いた表情をしたが、すぐに受け入れた。
 二人で目を閉じて、舌を入れて、絡め合う。
 ぴちゃぴちゃと、唾液が卑猥な音をたてる。
 そうしながら、お互いの衣服の中に、両手を侵入させた。
 百合花は珠子のおっぱいをぐにゃぐにゃと揉みしだき、珠子は百合花の乳首をさらさらとさすった。
 声が出ないように、唇を求めあいながら、しばらく二人でそうしていた。
 やがて、満足したように珠子から唇を離した。
 百合花の瞳はとろんとしていた。
「百合花、わたしのおっぱいが欲しい?」
 百合花は、催眠術にでもかかったように、こくりとうなずいた。
「わたし、珠子のおっぱいが欲しいわ……」
 珠子は百合花を、ふたたび強く抱きしめた。 
「大好きだよ百合花。わたしのおっぱいは、ずっ~と、百合花のものだからね!」

     (おしまい)

     >>>第十八話 「失恋オナニー~幼なじみよ慰めて」

     黒井百合花が登場する他の作品を読む→「黒井百合花」
     白石珠子が登場する他の作品を】読む→ 「白石珠子」

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